【漫画】ゲーマーズ×ダンジョン 僕はゲーム依存症じゃない1,2 ナナトエリ・亀山聡


タイトルと表紙から流行りの転生ものかなと勘違いしていた作品。SNSでトラウマ治療をした方が勧めていたのをきっかけに読んでみた。

 

小学生から中学生にかけて、ゲーム依存症気味だったこともあり、「家族の時間や友だちとの付き合いがどうでもよくなる」「勉強をそっちのけ」などひりひりするような気持ちで読んでいた。

 

私は買い切りかつ一人プレイのゲームしかやっていなかったので、漫画で描かれているようなガチャ課金地獄には陥らなかったけど、ソシャゲ世代に生まれていたらどうなっていただろうと思う。

 

2巻では子供のゲーム依存を描いていて、心の穴を埋めるためゲームにのめり込む男の子がメインキャラ。ゲームって頭のいい大人が可処分時間をいかに使ってもらえるかを真剣に考えて作っているから、子供なんかはあっという間にその手中にハマってしまうよねと思う。

 

あと、自分がゲームに没頭していた頃を思い出すと、認知症の祖母の介護で安らげない家、うまくいかない学校生活など当時の自分も漫画の男の子のように心の穴が空いていたなと感じる。

 

自分自身に子供にゲームやインターネットとの付き合い方をどう教えていくか今から頭が痛い。