【漫画】あげくの果てのカノン 米代恭

SNSで「こじらせ女子の重い恋愛」みたいな紹介をされていて気になっていた作品。そのときは、怖くて読めなかったけど、同じ作者の「往生際の意味を知れ」が面白くて、こちらも挑戦。

 

重い失恋をした後すぐに読んでいたら、かのんに共感しすぎて苦しくなっていたかもしれない。

一方で、結婚してある程度年をとった今読むと、初穂さんやかのんの友だちのマリに共感を覚える。母親に先輩と不倫してることを告げて、母親が「それはダメでしょう」というシーンに同意しかない。

 

同じ片想いし続ける子としてヒロ、先輩には一目惚れだったけど、やっぱり顔だけじゃなく先輩が好きということを表すために松木平くんと接近という構成だったのかな?

 

恋愛に悩み、旅に出る展開は「傲慢と善良」でも見たな、よくあると思って読んだけど、ひとりぼっちが好きだから振り返ってくれない人を好きになったという手紙で、かのんが先輩を想い続けた一端が見えた。

こじらせ、重い、不倫がテーマだったけど、最後の終わり方はどうとでもとれて、個人的には好き。

海に眠るダイヤモンド第2話

1話と変わらず当時の端島の熱気が感じられる一方で、2話では登場人物の深堀が少しずつ進んで、それぞれが醸す不穏さが描かれるのに惹かれる。


端島の当時の生活風景を知れるの楽しい
・水が貴重なの大変。
・社宅の大きい部屋の奪い合い大変。
・同好会たくさんあるの大学のサークルみたいで少し楽しそう。
・「極悪女王」見ていたときに思ったけど、熱気、エネルギーに溢れる昭和を見るのが好きなのと、少しだけ経験してみたかった気持ちがある。
・でも、噂がすぐに広まっちゃったり人間関係の密度が濃いのは自分には合わなさそう。
  


■役者さんがよき
池田エライザ美しすぎる 
・ワンピース姿の儚さ
・黒髪ショートボブ、赤い口紅似合いすぎる

・百合子が土屋太鳳であることを忘れる。
土屋太鳳って童顔元気キャラやること多くなかったっけ?メイクの髪型と服装でお姉さんキャラになれるのすごい。

神木隆之介、金髪期と黒髪期どうやって取り分けているんだろう。

 

■何角関係?
・百合子→鉄平→リナ→?鉄平の兄さん
 賢将→朝子→鉄平
 (昔は鉄平→百合子だったみたい)

・嵐の日に誰のところに駆けつけるか
 鉄平→リナ、その次に百合子かな。
 リナ→鉄平の兄さん
 賢将→朝子 
※賢将は百合子の異変(投げ捨てられた神様グッズ)に気づいたけど…

・リナと百合子が悪だくみしているシーンがよき。少し性格が悪くていい女がふたりで顔つき合わせてるのよき。

 

■現代編
・やっぱりいづみさんは百合子なのか?